『20歳の自分に伝えたい知的生活のすゝめ』読書レビュー|能動的な生活を送りたい人へ

レビュー、感想

1. 本の基本情報

書籍情報

  • タイトル:20歳の自分に伝えたい知的生活のすゝめ
  • 著者:齋藤孝
  • 出版社:SB新書
  • 発売年:2022年
  • ジャンル:教養、自己啓発

なぜこの本を読もうと思ったのか?
これから20代を生きていくにあたって、先人達が得た知識を本によって得たいと思ったからです。


2. 本の概要(ネタバレなし)

著者はすべての読者に知性を重視する生き方が素晴らしいものであると体感してほしいと願っており、特に以下のようなポイントが強調されています。

🔹 本の主なテーマやメッセージ

  • 知的な刺激に満ち溢れた最高の人生を歩もう
  • 生まれ持った遺伝子より、身に着けた教養を重んじる
  • 向上心があれば、逆境も力に変えられる
  • アウトプットを使命化する

3. 読んで得た気づき・感想

特に印象に残ったポイント

この本を読んでよかったことは、一言で表すと知的好奇心が搔き立てられたことです。この本を読んだ後すぐに、利益や評判のためではなく、自分のために本を読んでいこうと思いました。

次からは、私の心に留まったことを2点だけ紹介します。

・『現代人が教養を身につけることにそれほど熱心になれないのは、(中略)容姿や経済力に価値を置く比重が高まった影響が大きいのかもしれません。』

平安時代の貴族は、和歌を交換しあって恋愛をしていたことを挙げており、対して現代人は教養を重視していないことを紹介しています。この章で、それでも現代人のこの本を読む私たちに教養の大切さを語ってくれています。

・1968年に起きた「連続ピストル射殺事件」の犯人が獄中で執筆した本についてとりあげ、本を読むことの魔力について裏付けています。ネットの情報では得られないものについて触れられています。


この本を読んで、自分が変えたいこと・実践したいこと

自己啓発本は読んで終わりではなく、行動に移すことが大切です。

私は本を日常的に読んでいますが、この本を読んで、明治以降の近代小説や産業革命以降の学問上大切とされている書籍たちを読んでいきたいと思いました。


4. こんな人におすすめ!

この本は、特に以下のような人におすすめです。


知的好奇心を向上させたい人
具体的な行動指針が欲しい人

20歳だけでなく、知的な生活を送りたいと考えている人にオススメの新書になります。

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