読書が続かない人へ|続けられる習慣化のコツとおすすめ本

読書

「読書っていいって聞くけど、なかなか続かない」「買ったはいいけど、最初の数ページで止まってる」――そんな経験、ありませんか?

SNSや動画など、スマホひとつであらゆるコンテンツが楽しめる今の時代、本を読む習慣を持つのはけっこう難しいもの。でも、少しの工夫とコツで、読書はぐっと身近なものになります。この記事では、読書初心者でも無理なく続けられる「読書習慣のつくり方」と、おすすめの本を紹介します。


読書が続かない理由って?

読書が続かないのには、いくつかの共通した理由があります。

  • 時間がない(と思ってしまう)
  • 興味が続かない
  • 難しい内容に疲れてしまう
  • 「ちゃんと読まなきゃ」と気負ってしまう

でも安心してください。これらは「読書=ちゃんとしなきゃいけないもの」という思い込みが生んでいることが多いんです。もっと気軽に、本との付き合い方を変えてみましょう。


続けるための読書習慣化のコツ5つ

①「毎日5分」から始める

いきなり「1日30分読もう」と思っても、続きません。まずは、寝る前の5分だけ、通学・通勤の5分だけでもOK。読書は“時間の長さ”より“頻度”が大切です。毎日少しでも読むことで、「読むことが当たり前」になります。

② 興味のあるジャンルから手を出す

最初から難しい本や有名な文学作品にチャレンジする必要はありません。漫画やライトノベル、エッセイでも全然OK!まずは「読みたい」と思える本を選びましょう。興味を引かれるテーマがあるだけで、読書はぐんと楽しくなります。

③ 読書記録をつける

読んだページ数や感想をメモすることで、自分の成長を実感できます。アプリでも紙のノートでも、好きな方法でOK。SNSで「#読書記録」とタグをつけてシェアするのも、読書仲間ができてモチベーションアップに。

④ 読む場所・時間を決める

「寝る前のベッドで」「カフェで1杯のコーヒーと一緒に」など、読む環境をルーティン化すると、自然と読書の習慣がついてきます。特にスマホを手放す環境をつくるのがポイントです。

⑤ 最後まで読まなくてもいい

「途中でやめたらダメ」と思っていませんか? 本は自分のペースで読んでOK。飽きたら別の本に移るのもアリです。読書は義務じゃなく、自由な時間ですから。


読書初心者におすすめの本3選

読書習慣をつけたい人にぴったりな、読みやすくておもしろい本を3冊紹介します。

①『いのちの車窓から』星野源

歌手として活躍している星野源さんのエッセイ。とにかく文体が柔らかくて読みやすいです。すっと内容が入ってくる感覚。

② 『麦本三歩の好きなもの』住野よる

小説の初級編にちょうどいい。短編のように1章ずつでも楽しめる上に、全体としてストーリーもある一冊。麦本三歩の不思議な生活を覗きにいきましょう。

③ 『君たちはどう生きるか』吉野源三郎(岩波文庫/漫画版もあり)

時代を超えて読み継がれる名作。中高生にもおすすめの一冊で、「人としてどう生きるか」をやさしく問いかけてくれます。漫画版から入るのも◎。


おわりに:本との「いい距離感」を見つけよう

読書は、人生を豊かにしてくれる最高のツール。でも、「たくさん読まなきゃ」とプレッシャーを感じる必要はまったくありません。大事なのは、自分なりのペースで、自分の好きな本を楽しむこと。

読書はマラソンではなく、散歩のようなものです。ときには立ち止まって、寄り道してもいい。気軽に、自由に、自分のペースで本の世界に触れてみてください。

きっとあなたにぴったりの本と出会える日が、すぐそこにあります。

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